時間があったら「モネ展」に行こうと目の前にチケットは貼っReenex 好唔好てあるのだけど、時間があっても結局家のことをしていて出ない。どんだけ出不精になったんだろう。いいお天気だったのに。
 
 今日はリビングの近くの収納庫の中の、一段分をごっそり全部出し、薬などの細々したものを仕分けし直した。無印のセールだったので引き出しを揃え、それぞれにラベリングして、「お母さん、あれどこ? あれ」といちいち訊かれなくても済むようにする作戦である。今さらながら、なんでも訊けば出てくると便利に使われていてはダメだ。
 
 そうやって収納を見直していくと、以前に使っていたもの、特に100円の小分けグッズが必要なくなる。小さなものから大きめなものまで、いつかまたどこかで使うかもとも思うけど、必要になったらすぐにまた手に入るのだから、全部捨てていいんだろうな。
 
 そんなこんなで一日は暮れてしまい、肩こりがひどい。足元もなんだかだるい。それほど疲れることをしたわけではないはずなのにどうしたことか、まだ18時なのに眠い。
 
 ところで、ソーラー式の電卓が3つも出てきたんだけど、スマホがあればもう電卓も必要ないのよね。これを使って真剣に家計簿を付けていたことがあると思うと懐かしいし愛着あるけど、目にするまで忘れていたんだ。

  先日、近くに弓道場があるのを見つけ、たまたま見学できる機会があったのでお邪魔させてもらった。実家では母がもう30年以上弓をやっているのだけど、実は間近で見たことは一度もなく、独身の頃には興味もないのでいつだって「行ってらっしゃい」と送り出すだけだった。
 
 今回は主に夫が「やってみたい」という気を起こしたので近くに弓道場を探したのだが、至近距離で大変興味深く見学させていただき、いいね、弓道、という気持ちは盛り上がった。わたしも「一緒にはじめてあげてもいいかな」と思いはじめた。
 
 案内してくれた女性も高齢ながら背筋がすっと伸びて素敵だ。毎年春に体験教室を開催するので是非是非申し込んで下さいとおっしゃる。
 けれども、我々が隣りの市から見学に来ていたと知ると一気にトーンダウンして、ああ、そちらの市にもありますよね、そちらへどうぞとにべもなく、なんだかそれ以上弓道の話は訊けなくなってしまった。

 在住在勤在学じゃないとダメなんだろうとは思っていたし、住所のある市の方の教室に申し込むつもりではいたのだけど、夫によると市内の弓道場は少し遠かったし、人も居なかったのでどんより暗く見えたらしい。

 せっかくこちらの道場を見学して気分が高まったところなのに、そんな急によそ者扱いしなくてもーと、ちょっとわたしはやる気を削がれてしまったので夫よひとりでがんばれ。

年に一度の生活習慣病検査を受けた。
 検査着に着替え、呼ばれるまではカンファレンスルームにいて、いつもは観ない朝のTV番組をのんびり眺めるのも毎年のこと。何人ものおじさんさんがお揃いの検査着で座っている。
 
 やがて、検査ごとに名前(フルネーム+様)を呼ばれ、席を立って行ってはまた戻ってくるのだけど、どうもわたしは名前を呼ばれると反射的に「はい!」と言って素早く立ち上がってしまう。もちろん声は大きくないのだけれど、気のせいか、立っていくわたしを回りのおじさんが見る気がする。そういえばほとんどの人は名前を呼ばれても手を上げるくらいで返事なしにゆっくりと立ち上がって優雅に行動しているのだ。「はい!」だなんて、わたしだけまるで小学生みたいじゃないか。